今日の旅の思い出
※旅行中に取っていたメモをそのまま起こしただけです。
※お見苦しい点があるかもしれません。ご勘弁を。
1日目。
中目黒発。5:33。
風が強い。意外なほどの人の数。徹夜明け?
さて、ここに帰ってくるのは何日後になることやら。
それにしても菊名って遠いなぁ。12個も先だ(ただいま学芸大)。
新横浜駅新幹線ホーム。
きちんと列に並べないアホな大人発見。
挙句かばんを蹴られたのでマジで注意。へこます。
朝からバッドフィーリング。先が思いやられる…
さっき出発したのぞみの混みっぷりを見る限りではとてもじゃないけど
座るの無理だなぁ…トホホ。本日は曇天なり。台風カモン。
ケータイの普及は時間つぶしの形態を明らかに変えたなぁ。
旅の途中で目にする人々はみな文庫本を読んでいたイメージがある。
うどんに備えて車内販売を食うべきか食わざるべきか、それが問題だ。
お、晴れてきました。いや、もしや夜が明けてきただけ?
現時点での行くとこリスト
- さか枝、竹清(うどん)
- イサム・ノグチ庭園美術館
- 猪熊弦一郎美術館
- 栗林公園
- 甲子園
- 道頓堀(戎橋)
- 明石海峡から淡路夢舞台
- 名古屋
名古屋着。デッキが気に入ってしまう。まずい。
わざわざ座席に座って他人に気を使うくらいなら地べたに座ろう。いい。
新横浜からここまでで結構寝てた。それにしても高松→愛媛への道のりが高いうえに遠い。
行くかどうか悩み中。
名古屋から上品な親子が乗車。結婚式かな。もうすぐ京都だ。
もうすぐ岡山。
日本はどこまで行ってもフラットだと言うことに気づく。
車窓の景色は笑えるほど均一で、どこかで見たような建物ばかりが立ち並ぶ。
どこにいっても吉野家があり、セブンイレブンやローソンがある。
日本人が一億総中流階級な国民であることがよくわかる。
もう後戻りはできないのかもしれない。前を見よう。前を。
それにしても新幹線で車内販売してるネエちゃんは
どこからどこまで乗ってるんだろうか。
快速マリンライナー高松行きで岡山発。
斜め前の女子高生がBAPYのトートを持っている。軽く萎える。
それにしても茶髪がいません。
そういえば車掌は標準語なんだ。ばりばり訛ってるかと思った。偏見か。
高松着。台風で豪雨。うわぁ。
かさもすっ飛ばされそうな大雨。しかしうどんを食わねば帰れない!
香川県庁近くの名店「さか枝」を訪問。
注文方法がいまいちわからず、もたついているとおばちゃんに怒られる。
すいません。精進します。
なんとかじゃこ天の乗ったうどんをいただく。うまい!ぜんぜん違う!
2玉分のうどんをむさぼっていると、部活途中の高校生集団に
「旅行っすかー」「どっから来たんすかー」と絡まれる。
お前ら、幸せだな、おやつがこのうどんなんて。
あ、あとどうでもいいけどちょっと汗臭い。
この台風の中、動くのも難しいよな、と言う思いと
せっかくの旅行だし、何とかして動かないと、と言う思いが交錯。
駅前の土産物屋でしばし熟考。そして決断。
イサム・ノグチ庭園美術館(http://www.isamunoguchi.or.jp/)に行こう!
行き方をたずねるために、これまた駅前の観光案内所へ。
しかし、ここで思わぬ事態が発生…
「今日お出かけになるんですか?予約されました?」
え…?
よくよく話を伺ってみると、見学日の10日前必着で往復はがきを出し
予約を取っておく必要があったらしい…思わず絶句。
しかし、「電話すれば空きがあるかもしれませんよ!」と励まされ、
電話してみると、辛うじて1人分空きがあるとのこと…ラッキー。
いや…ほんとに助かった。皆様はお気をつけください。
庭園美術館最寄のバス停からは徒歩で5分、とのこと。
しかし、バスが遅着で着いたのは3分前……
とりあえず案内板を発見し、その方向にダッシュ!
何とか受付を発見し、到着。ふぅ。
ガイドの女性に導かれ、アトリエであった蔵や、庭園等を鑑賞。
(上の3枚の写真はすべて美術館の外です。中の写真は上記URLからどうぞ。)
あいにくの空模様が逆に幸いし、野ざらしにされた石たちが
雨に打たれいっそうその美しさを増している。
2つある蔵のうちの奥のそれには、代表作、エナジー・ヴォイドが。
かつて見た中でもっとも大きな石工彫刻。完全に圧倒される。
特にすごかったもの
- 丘の上からの眺め
- DNAを連想させるダークグレーとライトグレーで構成された彫刻
- 切り立った岩肌
年に一度くらいのペースで来たい。
今度は違う季節に。
高松へ戻る道すがら…
都心に暮らしていると特に意識することはないけど、
地方には必ず特色のある「地場産業」が存在する。
牟礼の人々は自らの生活を支える石を金のなる木のように扱わず、
とても敬意を持ち、かつ仲のよい友達のように暮らしていた。
そこにはフラットでない日々があった。
「地球を彫刻した男」の世界を満喫したあとは、急いで高松へ戻る。
時刻表を確認し、松山行きの特急に飛び乗る。
隣に座った女子高生と、六本木ヒルズの大きさなどなどについて語らい、
時にくーくー寝ながら2時間半ほどで松山に到着。
松山出身の友達に連絡を取ると、ホテルを紹介してくれた。ありがとう!
チャンネルはこんな感じです。
てなわけで、台風に翻弄されながらも頑張った1日目終了。
お疲れ様でした。