2日目午後の部スタート。


 
行きはリフトで上がった山を、帰りは徒歩で降りてみました。野生生物には出会えませんでした。無念。


松山城を満喫し、次なる目的地を模索する。
候補は丸亀の猪熊弦一郎美術館と直島のベネッセミュージアム。
どちらにせよ松山から高松に向かうことになるので、電車に乗ってから考えることに決定。
切符はとりあえず高松まで購入。


モデルプラン1……松山→丸亀着→猪熊満喫→高松着、泊→翌朝ベネッセ→岡山へ
モデルプラン2……松山→高松着→ベネッセ満喫→高松着、泊→翌朝猪熊→岡山へ


結局は直島コンテンポラリーアートミュージアムを昼間に見るか夜に見るかだけの問題なのだが、
これが非常に悩ましい。あぁ、どうしよう。
と、そんなことを考えていると電車が急停車。どうしたんだろう…
30分ほど待っていると、こんなアナウンスが。


「この列車の前の車両に車両故障が見つかりました。
この電車は次の新居浜駅が終点となり、バスでの振り替え輸送を行います。」


バ、バス!?だってあなた、松山→高松でみたら、まだ1/3くらいしかきてないっすよ!
渋滞しない電車でさえ2時間くらいかかるのに、バスって…
と、ふと我に返ると、モデルプランがどちらも実現不可能になったことに気づく。
あちゃー、どうしよっか…


新居浜着。降りなければ仕方がないので、とりあえず降車。
駅事務室では、怒り狂った乗客が駅員に次々と詰め寄る。


「新幹線の切符とってあるんじゃ、どうしてくれる!」
「わしは飛行機があるんや!」


うわぁ、おっかねえー。こんな人たちと狭いバスにすし詰めになるのは真っ平ごめんだ。
この時点でバスで、と言う選択肢がすっきりと消える。
しばらく待っていると、乗ってきた列車が松山まで折り返すとの連絡が。
いつ復旧するかわからないので、潔く松山に戻ることを決意。あぁぁぁ。



道中、このたび初めての駅弁を購入。取り立てて目新しいことのない幕の内。
900円はぼったくりだよ、おばちゃん。


程なく松山に到着。さて、どうしよかな。行きたかった内子でも行くかな。
そんな風に考えながら列車を降りると、行き先表示板には普通に高松行きの文字。ん?
駅員さんに尋ねると、「あー、今ちょうど復旧したんよー」
……そうですか。


そんなこんなで再び高松へ。
電車好きのぼくにとってはこんなにもたくさん電車に揺られることができて
幸せでした!(ヤケ)


 
ちょうど夕暮れの時間と重なったこともあって、
火の光に照らされる美しい瀬戸内海を拝むことができました。
こんなにも夢中でシャッターを切ったのは久々です。美しい…


そんなわけで、高松に着いた時にはすでに9時過ぎ。
松山出発前に予約したホテルにチェックインし、バタンキューでございました。


波乱万丈の2日目、終了。お疲れ様でした。