Casa BRUTUS 9月号

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あゆ?

今回は特別号。年に2回おとどけしている、英訳付きの一大テーマ特集号です。バウハウスコルビュジエ、ミース…、世界ではモダニズム建築がとても高く評価されています。さて、日本ではどうなっているのでしょう? 有名なのは、コルビュジエ設計の国立西洋美術館。お隣にはコルブの弟子、前川國男が設計した東京文化会館。その東京文化会館がついに取り壊されてしまう、という噂……!?。神奈川県立近代美術館東京カテドラル聖マリア大聖堂…、日本にも素晴らしいモダニズム建築がたくさんあります。浜崎あゆみさんも、あの独特なモダニズム建築、国立代々木競技場が大好きで、ツアー会場として選んでいるみたいです。ニッポンのモダニズム建築、かっこいいじゃない! 今、世界に自慢しないと、どんどん壊されちゃいますよ! ということで、次々と姿を消していくニッポンのモダニズム建築の素晴らしさを今一度見直し、世界に自慢する特集です。 世界のモダニズム建築を保存しよう! というDOCOMOMO (ドコモモ)日本支部が選んだ100選の完全リストも付いています。ということで、表紙は浜崎あゆみさん。なぜ、カーサでAyuなの? と疑問に思った方もこれで解決ですね。


今月のキーワードはDOCOMOMO。「The Documentation and Conservation of buildings, sites and neighborhoods of the Modern Movement」の略ですが、かわいらしい。ドコモモ。
ちなみに表紙に登場の浜崎御大、本編では明らかに1ページに収まる内容を異常なサイズのフォントで2ページに水増し。どんな事情があったのか分かりませんが、あまり感心しませんなぁ。
夏が終われば旅行の秋。建築を見るために、という方はなかなかいないかもしれませんが、モダニズム建築巡りもちょっとだけ取り入れると、いつもの旅にいつもとは違ったスパイスを加えられるかもしれません。


追記。こんなの発見。DOCOMOMO Japan