現場で使える統計学


現場で使える統計学

現場で使える統計学


なんだか読書日記っぽくなってきましたが、あくまで備忘録ということで。


この会社に入ってから様々な課題に直面し、様々なことを勉強せねば、と思ってきたのですが、英語と共に現在最大の関心事は統計学。いろんな本を読んでいますが、取っ掛かりとして優れている本なのでご紹介。


統計学を学ぼうとして書店に赴くと、経済学や数学のコーナーにこれでもかというほど関連書籍はあるわけですが、表紙にどれほど「入門」「初級」と書いてあっても、基本的には確実に複雑な数式が登場します。で、当然それは避けて通れないものなのですが、概念だけザーッと理解したい場合には不向きで、結局積読になりがち。前に進めません。


この書のよいところはあくまで現場(例は超単純なものばかりですが)から目線を外さず、かつ、これ以上平易に説明するのは難しいんじゃないかと思うほど平易に記された解説の数々。類書を読んでへこたれた方はあきらめる前にこの本に挑戦するのもよいと思います。


内容的には3時間ほど。計算してみたり手を動かしたりするともう少しかかるかもしれませんが、中身も面白いので飽きません。もう1回読む予定です。