「グーグル革命の衝撃」の感想


見ました。で、簡単な感想。

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・前半部分はGoogle万歳、そして後半はGoogleの「企み」みたいな内容。PR的観点からいくととんとんかマイナス効果のほうが大きそう。
・それにしてもGoogle EarthのローンチはPR的に大きかったなあ。Yahoo!が同じことをやろうとしても、わくわくして使いたくなるサービスなんてないし。今のところ。
・ライティングの影響もあってか、後半のエリック・シュミットが悪の総帥に見えてしかたなかった。お前らの情報すべてはおれの手中に納まりつつあるんだぜ、みたいな。
AdSenseだけで、そしてBlogを書くだけで生計を立てる若者がいる、というのは一般の方にはとても新鮮だったんだろうなあ、と想像。ブログ検索してみても大体そんな感じの印象。
Google中毒の彼が言う「個人情報も記憶もGoogleのサーバに預ける」といった趣旨の言葉にしびれる。
・ただ、本当は貨幣価値のバランスがもう少しおかしい国、たとえばアフリカとかでブログかいてて、AdSenseの収入で億万長者(は、言い過ぎですが)のような生活をしている人に対して取材してもらえるとインパクトがさらに大きかったんじゃないかと。それがAdSenseのもたらした世界経済への衝撃、だと思ってるし。
アメリカのSEM会社も大変そう。「レーシック」であがってないんだけど! と詰められる姿は他人とは思えなかった 笑
・さすが裁判の国アメリカ。Googleの検索結果から削除されただけで即訴訟。超敏腕とうわさのGoogle弁護士軍団の生の姿を目にして若干興奮。

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トピックとして新しいことは何一つなくて、「この話題はこういう取り上げられ方をするのね」的な見方をしていたのですが、NHKらしいバランスの取れた番組内容だったと思います。


できればもう少し長い尺で楽しみたかったな、と思いつつも、見ておいて損はない内容でした。再放送もあるようなので、見逃した方、特に「Googleって最近よく聞くけどなんやねん」という方はぜひとも。

1月23日(火)深夜【水曜午前】0時00分〜0時50分
「“グーグル革命”の衝撃〜あなたの人生を“検索”が変える〜」