記憶に残るウェブサイト
良書。少なくとももう1回読まねば。
記憶に残るウェブサイト [ トップクリエイター10組へのインタビュー集]
- 作者: インタビュアー:川上俊,栗田洋介,深沢慶太
- 出版社/メーカー: ビー・エヌ・エヌ新社
- 発売日: 2008/02/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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・「いいアイデアなら、いいからやってしまえ。許可を得るより、謝るほうがずっと簡単だ」マーレイ・フーパー
・「あなたの正しいところはここで、僕の正しいところはここです」ということ。間違っているというところばかりに集中するんじゃなくて、「みんながそれぞれの見方において正しいんだから、じゃあどうやってものごとを見ていくか」っていうことじゃないかと思います。
・絵画みたいにスタティックなものでもないし、みんなが来てワーっとやっていく"公園"みたいな場を作っている感じだからね。
・例えばその小説の中でクリスマスに事件が起きるというエピソードがあったら、クリスマスに実際にウェブが壊れたりして、ストーリーとリンクしていく。
・つまり、ウェブデザイナーっていうと、ギターを持ったり、スケボーを抱えたりするようなかっこよさが全くないんですよ。キーボードを持っていても気持ち悪いし、「何しに行くんだ」みたいな感じですからね。
・ロンドンはやっぱり実験的というか、先進的なイメージが、特にデザインにはすごくあります。それに対してニューヨークはある意味で"着地する場所"のように感じます。
・「日本の表現のディテールは洗練されている」って言っていたからね。「アイデアが少し弱いから、それをもっと大切にしたほうがいいんじゃないか」とは言われたけど。
・「このプロジェクトがどういう内容なのか」ということを3行で表す
・クロックリズムというものも人間の体の中に埋まっている、普遍的なリズム
・「ここにいたい」と思うサイト
・ニュートラルな気持ちで見ている時に、ボーっと閲覧していたらすごく感情移入しちゃうとか、印象に残ったという感じがいいですね。
どれも染み入るなあ。ウェブに限った話として解釈するのも、デザインに限った話として解釈するのももったいないので、生活に染み込ませます。
※2008年12冊目