1973年のピンボール
なんだか春樹ブログみたいになっておりますが。
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/11/16
- メディア: 文庫
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2冊目を読んでみて分かったのは、いかに1冊目を読んだ時の精神状態が「力んで」いたか。良くも悪くも「慣れて」きたので楽しめました。そう、29年間に渡りいろいろな人から語られてきた「僕」が少しずつ、少しずつ、おぼろげながら見えてきました。
多かれ少なかれ、誰もが自分のシステムに従って生き始めていた。それが僕のと違いすぎると腹が立つし、似すぎていると悲しくなる。それだけのことだ。
我侭だなあ。「僕」もぼくも。ふう。