クロスイッチ―電通式クロスメディアコミュニケーションのつくりかた


なるほど。これぞ「電通式」


クロスイッチ―電通式クロスメディアコミュニケーションのつくりかた

クロスイッチ―電通式クロスメディアコミュニケーションのつくりかた


まず、「すげーかわいい本作るなあ」と思ったら、アートディレクションGroovisionsなんですね。納得。で、内容ですが、一言で言うと「勉強になりました」。


少し前にレビューした「コミュニケーションをデザインするための本」に比べてメソドロジーとしての精度が上がっていて(換言すれば、ケースが少なく、読みづらい本になっているということ)、型にはまりまくったプランニングでよければ明日からでも実践に移せそう。いや、でも移せない。というのも、電通ブランドのツールがたくさんあって、独自のパネルをたくさん抱えてて、という状況はそう簡単に普通のレベルの企業が同質化できるとは考えづらく、インプリメンテーションへの道のりは遠い、という感じ。


あとは、2008年9月現在ではクライアントおよび商材をとても選ぶ手法に(不本意ながら)なってしまっているので、そう簡単にこの通り行く状況にはなりません。きっと。クライアントとともに、一歩一歩、着実に効果が出せるクロスコミュニケーションを作っていかないとな、と思った次第です。


それにしても、やる気出ました。ありがとうございました!