センスが良い


と言われることが、たまに、ある。デスクの上だったり使っている文房具だったり着ている服だったり。それはとてもうれしいことだし、自分自身としても大切にしていきたいと考えている部分なので、それなりに安心する。そかそか、と。ただ、「センス」を「人間の努力が及ばない感覚的なもの」だと捕らえているような方がごく僅かながらいらっしゃって、それは大きな勘違いなので今すぐ正した方がいいと思う。一部の奇跡的な天才、というか変態を除いて、人間はインプットしたものか、その組み合わせしかアウトプットできないと思っている。「センスがいい」は「クリエイティブである」とは違って、人生でインプットしてきたものを選別してきれいに並べること、その選び方並べ方が美しい、ということだと思っている。つまり、前にもきっとこのブログで書いたと思うんだけど、主に雑誌の編集者がやっていることを日々の生活に置き換えているだけ、ってこと。自分自身、センスも全方位じゃないし、秋葉的なセンスが良かったり、青山的なセンスが良かったり、いろいろだし、まだまだいろいろ学ばなきゃな。あ、結局勤勉ないつもの自分だ。だめだこりゃ。