「考え方」の考え方 すぐれた企画は30秒で伝わる
読み物として良い本です。
- 作者: 指南役
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2008/10/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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以下、抜き書きしつつ。
「どんなプレゼンの準備も、48時間あればできる」
ディズニーランド開園秘話から。これは知らなかったし、確かにすごい。見習わなければ。
プラクティカル・ジョークとは、直訳すると「実践するイタズラ」。人に迷惑をかけない、他愛もないイタズラである。
迷惑をかけないから笑ってもらえる。そのさじ加減が大事だな、と。いつも考えてます。
メソッドがあってそれぞれのケースが紹介されて、という順序立てなので、一見演繹的に見えなくもないですが、帰納的な1冊。「先輩たちの発想法」くらいのタイトルでちょうどいいと思います。
何かを考えているときに、人は誰しも何かしらの型にはまっていると思うのですが、そもそもそういう型、パターンを持っていないと苦しいときに乗り越えられないと思うので、アイデアでねーなー、発展しねーなー、と思ってる方は思い切ってこの本で紹介されているメソッドにしたがって思考をしてみるのもいいと思います。模倣はすばらしいことなので。
社会がみんな面白いこと考えて、面白い世の中になりますように。