マクドナルド「This is ECO STYLE」


雨の降る週末の夜、マックで買い物をした。バリューセットを2つ買ったら、紙袋を2つ、ビニール袋に入れずにそのまま渡された。ん? 




This is ECO STYLE。 簡易包装、はじめました。 | 企業情報 | McDonald's Japan
http://www.mcdonalds.co.jp/company/eco/campaign/vol01.html


なるほど。こりゃエコだ。で、終わるはずもなくて。


何かを犠牲にして、結果的に消費者に不便を強いながら、「いや、エコなんで」というコミュニケーションはあまり賢明ではないのでは、と思っていて、あと、ビニール袋が紙袋に変わり、本来渡されるはずの紙袋が節約できたことで、どれだけエコに繋がっているのかという実感がないと、こういうのは「なんとなく良いことしている感」にとどまってしまうと思うのです。真剣にやるなら、10円なり20円なり値上げして、その値上げ分を太陽光発電プロジェクトに寄付しています、みたいなことの方が効率的なエコマーケティングができると思うんだけどな。要は、


・隠された効果と明確なコスト増(不便)
・明らかにされた効果と明確なコスト増(10円とか)


だったら、後者の方がいいんじゃないの、と言いたいのです。はてさて。