特集をスピンアウトさせて雑誌化するという試みについて
アポに行く途中に、銀座渋谷駅で「metro age」。とても良いフリーペーパーでした。
metro age「メトロエイジ」 今日これからを悠々と生きる大人たちへ
http://www.metroage.net/index.html
普通の月刊誌であれば特集2つくらいのボリューム。なんともちょうど良い、ぴったりな感じ。
そもそも月刊誌って厚くて重いし、こういう「特集スピンアウト系」の軽い雑誌で勝負したら良いんじゃないかな。例えばファッション誌が映画と本とデザインプロダクトとゴシップと食について全て取り扱っていて、それは「○○(雑誌名)的な」ライフスタイルを演出したいからだと思うんだけど、もはや化粧品をラインで揃えなくなったり、ユニクロとヴィトンを組み合わせて着るこのご時世で、ひとつの価値観の提示とそれを受け入れることを望むのは極めて厳しいのかな、と。
いっそのこと、例えば「Brutus Fashion」とか「Ginza Food」とか小分けにして週刊・隔週刊とかで勝負したらどうなるんだろう。40ページくらいにして。広告主にしてもセグメント強まって出稿しやすくなるし、買う側にしてみても「この特集に興味あるけどそのほかは全く興味ないから買わない」みたいなことが無くなって良いんじゃないかしらと。
マガジンハウスはこれを機にブランド整理したらいいと思うし。資生堂みたいに。どっかやらないかな。