「ワラッテイイトモ、」展

http://d.hatena.ne.jp/simplife/20040121#p1



こちらはフライヤー。


公開から幾日経過したことか、ようやく鑑賞。
まだご覧になっていない方、これから観にいこうと思っている方も多数いらっしゃると思うので、
詳しい内容は是非ご自身の目で。
良いか、悪いかは別として、「見ておいたほうがいい」作品だと感じました。


ちなみに、ネット上にはこの作品に対する批評が多数産み落とされているんですが、
たとえば、REAL TOKYOのhttp://www.realtokyo.co.jp/japanese/column/ozaki75.htmには

アメリカの影」「メタフィクション」さらには「高度資本主義社会におけるシミュラークル」(ジャン・ボードリヤール)など、今日的な主題群がてんこ盛りだ。


とか

「キリン〜」の審査員でもある美術評論家椹木野衣が講評や『群像』9月号に書いているように、ジャン=リュック・ゴダールデヴィッド・クローネンバーグの影響は明らかだ。そこに寺山修司の影を認めてもよいだろう。


なんていういろいろ小難しいことがよく書いてあったりするんですが、
ぼくにとって一番面白かったのは無数のAV機器から無秩序に流れる映像と音声(それは主に変質したタモリの声)、
そしてそれに見入るヘッドフォンをした人々が作り出す、異様な光景でした。



会場の様子をちょっとだけ紹介。こんな感じ。


この会場での会期は2/1まで。まだの方、どうぞ。