Save the 下北沢

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プロジェクトの存在も、ましてや道路建設計画も、まったく知りませんでした。

わたしたち「Save the 下北沢」は下北沢を愛し、街をより良くしていこうという意思のもとに集まった有志の集団です。参加者には地域住民からかつて下北沢で青春を過ごした下北沢愛好家まで、また男女・年齢なども幅広いメンバーで構成されています。近年計画決定された「都市計画道路５４号線」を含む下北沢の都市計画が現状の街の良さを著しく損ねてしまうことに危機感を感じ、「下北沢の良さを守り、育てよう！」を合い言葉に2003年11月に旗揚げされました。

2つ下で「リノベーション」みたいな話をしたのですが、日本（というかお上）はいまだにスクラップ＆ビルドがお好みのようで、困ったものです。
ぼくにとっての下北沢は、中学の時ドキドキしながらシカゴに行ったりとか、高校の時お好み焼き屋とシネマ下北沢でデートしたりとか、大学の時線路沿いの某パチスロで終電まで働いて朝まで飲んでそのまま大学行ったりとか、今でも2週に1回くらい行ってぶらぶらしていたりとか、とにかく語り尽くせないほど思い出がたくさんの街です。
便利になるのは大いに結構。闇雲に反対する気はありません。ただ、街に息づく人々の想いとはかけ離れたところで計画が進行しているのだけはどうにもこうにも合点がいかないのです。
一度でも下北沢を訪れ、この街にステキな思い出がある皆さんは、これを機会に一度考えてみてはいかがでしょう。まずは知ることから。そんなに難しくはないはずです。