DAZED PEOPLE ヴォルフガング・ティルマンス
→http://dazed.excite.co.jp/dazed_people/art/wolfgang_tillmans/
DAZED&Exciteによるインタビュー記事。「鑑賞者に期待することは?」の問いにこう答えています。
「もし僕の作品が、自分の目で世の中を見るのに役立ってくれれば嬉しいかな。でも一番嬉しいのは、『これどこかで見たことある』って感じる写真を3枚見つけてくれることかな。『こんな感じの生地を前にどこかで見たな』とか『うちも昔こんな風に果物を置いていたっけ』とか。そうすると、好きな音楽を聴いている時みたいに一人じゃないって思えるじゃない。でも2枚か3枚じゃないとだめなんだけれどね」。
展覧会、少し前の休日に行ってきたのですが、なるほど。たしかに既視感たっぷりでした。いろいろとメモってきたんですが、そのメモが家の中で行方不明……。とりあえず「しわ」のシリーズが良かったです。なんだかんだ言ってファッションフォト好きは相変わらずのようです。
ちなみに個人差あると思いますが、ビデオインスタレーションとか展覧会のタイトルになっている「Freischwimmer」のシリーズははあまりぴんと来ませんでした。全体としてはグッド。