ゆりかごから墓場まで、のゆりかご

Savvy Little Searchers
http://searchenginewatch.com/showPage.html?page=3626298


日本の子ども向け検索ポータルといえばYahoo!きっずとキッズgooくらいしか思い浮かばないのですが、アメリカではもう少しだけ盛んなようです。


今回の記事で高い評価を得ている「Quintura for Kids」を見てみると、


http://kids.quintura.com/


わかりやすいインターフェースも決してシンプルというわけではなく、子どもの「探し物テンション」が上がるであろうかわいいデザインも素敵です。


日本におけるこのマーケット、注力がまったく足りないですし、今後はもっと注力したほうがいいと思っています。理由は簡単、ライフタイムバリューを最大化させるためには幼少期を抑えないことにはその実現可能性が大きく下がるから、ですね。常識。


ちなみに、Yahoo!にいた時代、Yahoo!きっずのプロモーションでリアルイベントに携わったことがあるのですが、探し物が見つかる成功体験をした子どもは、きっと今後も同じエンジンをメインに使い続けるでしょうし、喜ぶ姿を見た親もブランドに対する好意度は間違いなく上がっていました。おいしいです。


検索エンジンの質がコモディティ化し、それ以外の部分でユーザーが選択するフェーズが到来した時(もうすでに来ている感もありますが)にきっちりとシェアを獲得していくためには、幼少期からの刷り込みに勝るものはないのにな、とよく考えます。


このマーケット、必ずおおきくなりますよ!