検索の未来へ


ようやく、かしら。

ロボット(コンピュータ)が画像や動画内の文字を読んで認識できる手法に対する特許を2007年7月、グーグルが出願していたことが最近明らかになった。

応用範囲を広げれば、グーグルがインデックスする画像・動画は「画像や動画本体の中にあるテキスト」で検索が可能になる。これはかつてないインデックス技術であり、大きな一歩前進となることが予想される。


TechCrunch Japanese アーカイブ » グーグル、画像・動画内テキストの読み取り技術に特許を出願
http://jp.techcrunch.com/archives/google-lodges-patent-for-reading-text-in-images-and-video/


その精度は置いておいて、はるか昔からOCRが存在しているんだから、もっと早く動き出しても良かったんじゃないかな、と思う技術。ともあれ、特許出願とともにサービスインが無期限の未来から少し先の未来に変わった、というのはやはりワクワクします。


単なるWEB検索は明らかに踊り場を迎えていて、バーティカルやマルチメディアをうまく取り組みながら「進化」していかないと、今まで普通に検索を使っていたユーザーが持つ検索に対するロイヤリティが徐々に低下していく気がします。それはひとつのものが手に入ると、より良いものを手に入れたくなる人間の性でもあるんですが、その高度化し続ける欲求を検索関連の業務に従事するエンジニアの開発欲求が上回れていれば、まあ、大丈夫なんじゃないかな、と。がんばれエンジニア。


検索はまだまだこれからですね。