Yahoo!が巨大なトラフィックをマネタイズできていない理由


そんなに単純じゃないんだろうけど。

グループ間の格差は大きくないが、この結果はある意味ヤフーの苦悩を物語っている。検索分野でこそ首位に大差で2番手に甘んじているが、ヤフーは相変わらずネット最大のトラフィックを誇るデスティネーションとしてグーグルを凌駕している。こんなにトラフィックがあるならヤフーもこのトラフィックをグーグルみたいな収益に転換できそうなものだが、ご承知の通りそうはなっていない。もしかしてそれはヤフー利用者がグーグル利用者より貧しい人口統計種別に属し、オンラインであまり消費せず、従ってユーザー一人当たりの利益も低い、ということと部分的に繋がりがあるのかもしれない。


TechCrunch Japanese アーカイブ » 貧しい人はヤフー、豊かな人はグーグルを使う確率が高い
http://jp.techcrunch.com/archives/poor-people-use-yahoo-those-better-off-use-google/


すでに十分な認知を獲得した「国民的大衆ブランド」にとって、客単向上への道は険しそうだなあ。MSとくっついて無理やりバンドルして売っちまうか! という思考回路になりそうなのも分からんでもない。