百度が「鉄壁」を崩すためのYahoo!とGoogleの「ほころび」


長いタイトルをつけましたが、結論としてはモバイル。

モバイルへの対応は避けられないことだと思っています。現在中国ではモバイル版サービスでもナンバーワンの地位にありますが、日本は中国よりもモバイルの利用度合いが高いので魅力的な市場だと考えています。

 しかし基本はPC向けサービスです。そのノウハウやフィードバックを生かしてモバイルサービスを進めていきたいと考えています。モバイルに関しては、現時点のクオリティではユーザーのニーズを満たしていないことは認識していますし、統計情報など、データの蓄積が必要なことも多くあります。


グーグル、ヤフーの存在は「鉄壁ではない」--最後発で日本の検索市場に挑む百度:インタビュー - CNET Japan
http://japan.cnet.com/interview/story/0,2000055954,20367169-2,00.htm


もしも百度が中国において、そのブランド力ではなく、クオリティで正当な評価を受けナンバーワンであるのであれば、マルチバイトのモバイル検索という、世界で誰も成功していないドメインに特化して全力を傾ければ風穴が開くに違いない、と思う。逆に言えば日本におけるPCでの検索マーケットは高度に飽和していて、Yahoo!Googleそれぞれを「鉄壁」と表現するならまだしも、「Yahoo!Google」になった瞬間に鉄どころかダイヤモンドくらいの硬さになるわけで。


お願い、関さん、モバイルやってください。