ヴィベケ・タンベルグ
→http://www.tomiokoyamagallery.com/yotei_table.html
2004年6月8日〜7月3日、小山登美夫ギャラリー。
アイデンティティーの二重統合はタンベルグの基本要素となっています。自己理解とジェンダーの様相、文化の中で固定観念化される女性の「美」、それらの主題として何度も自分自身を登場させます。同時にそれは常に人間の問題意識が投写され、瞬間的に並べられたポートレイトを前にして、どれが本当のアイデンティティーであるかを示すのが不可能であるという表現でもあります。
ノルディック・アートなんていう枠組みはこの際どうでも良いですが、
何しろ入場無料なのと、デジタルコラージュの可能性を模索すべく、新川へ。
アイデンティティーを探しに。