建築のフィギュア展 - プライベート・プロダクツ -

http://www.inax.co.jp/Culture/2004g/06figure.html


2004年9月1日〜11月20日INAXギャラリー

人間や動物や生活道具などのミニチュアは、古くから世界中にありますが、小さくなることで、そこに不思議な吸引力がうまれます。手のひらに乗せ、つい目を細め見つめてしまいます。それらの中でも建築のミニチュアには、格別な魅力が加わります。住宅はもとより寺院や教会などの大きな建築物は、人間サイズを大きくこえているために、模型になってはじめて全体を見ることができます。建築を手のひらに乗せたり、腕に抱えたりしていると、まるで空から舞い降りる鳥になった気分です。鳥の視線になって私たちは、飛翔しながら建物の扉を開け、部屋から部屋への遊覧を楽しみます。
今展では、建築や街並みを作家たちが独自の視点で切り取った、それぞれに個性的な模型が揃いました。建築家が計画段階で制作するスタディ模型とはまた異なる大らかさや繊細さをもつ楽しい作品ばかりです。虫眼鏡で見たくなるような精緻な細工、名建築の見事なバランスと装飾、カーブミラーに映ったデフォルメされた路地や繁華街、作家たちの素材も発想もさまざまな模型をどうぞ存分にお楽しみください。


仕事とか仕事以外のこととか多忙を極めている今日この頃ですが、落ち着いたらこの展示と、東武ワールドスクウェアに行きたいと思っています。あと四国も。買い物も。