再見・再読 ル・コルビュジエ4

http://www.taisei.co.jp/galerie/gallery.html


2004年1月13日〜3月26日、ギャルリー・タイセイ。

「再見・再読」シリーズの最後はル・コルビュジエがピークを迎えた50年代の作品に見られる共通点を追いながら後期作品が伝えるメッセージとは何であったのかを探ります。
幾何学形態をさまざまに操作することによって作品をつくるル・コルビュジエにとっても正方形は特別なものでした。ラ・ショー=ド=フォン時代の初期の作品からはじまり、シトロアン住宅、サヴォア邸、スタイン邸など正方形からの展開は数多くみられます。それはモデュロールの開発となって一つの頂点を迎えます。
本展では初期のル・コルビュジエの興味がどのように発展してモデュロールに至り、さらに後期作品に顔を出しているのかを、彼のドローイングや分析図をとおして明らかにします。同時に若い頃からの幾何学的規則性の探求の上に展開されているのがチャンディガールの作品群であることを、分析図を中心として展示いたします。


土日祝休館という社会人を馬鹿にしたギャルリー・タイセイですが、
行われる企画展は毎回垂涎の的でございます。嗚呼…