森美術館にて「六本木クロッシング」

http://d.hatena.ne.jp/simplife/20040205#p2



カタログも良い出来。おそらく日本現代美術の一番新しい教科書。2800円。


明らかにバレンタインを若干引きずっている六本木ヒルズカップルの巣窟で
見たことないほどの長蛇の列を形成するチケットカウンターは
どこかディズニーランドにも似た雰囲気。しょっぱなから萎える。


ところが森美術館に上がってみると喧騒はどこへやら。
なるほど、展望台だけが目当てか、そうか。つーわけでそこそこの混み具合でした。
平日に行ったら結構空いてる、かも。
現代美術の展覧会にこれだけ入る時点で結構すごいことなのかしら。


坂茂の「ペットボトル・ストラクチャー」に迎えられて53階へ。
おばちゃんが「中学の文化祭みたいね〜」と。確かに。作ったよ、こういうの。
と、あまりいろいろ書くとこれから行く方に申し訳ないので、気になったものをいくつか。


会田誠 - でかい。でかすぎ。米俵。
・ミナ・ペルホネン - バイト(?)の女の子が可愛い。もちろんモノも。
八谷和彦 - OPEN SKY PROJECT、熱い。メーヴェだ! 身軽な女子は是非パイロットに!
みかんぐみ - re-happiness is happiness!
ニブロール - 単純に気持ちいい。部屋に作品を入れて週一くらいで味わいたい感じ。
・篠田太郎 - 家族連れに超オススメ。パパの株が上がるかどうかは腕次第。
・上村良太 - 珍しく買ってもいいかな、と思える絵画。
・生西康典+掛川康典 - ここでしか完成し得ない風景を。


と、こんな感じ。
個人的には大満足でした。もう一回行ってもいいと思うほど。
リリースには

森美術館では、そこから見渡せる東京、そして広く日本のアートシーンから、最も注目すべきクリエイターを2〜3年ごとに紹介する展覧会、「六本木クロッシング:日本美術の新しい展望 2004」を始めます。

とあり、次回開催は2、3年後。是非続けていただきたい企画です。


付記:



八谷和彦の「OPEN SKY PROJECT」、サイトはこちら
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