中村哲也プロデュース V×F(Vivid×Fine)〜印刷の可能性〜
→http://www.nadiff.com/gallery/mainpage.html
2004年3月19日〜4月18日、Gallery NADiff。
「V×F(Vivid×Fine)〜印刷の可能性〜」は、FRPにウレタン塗装を施した巨大な造形作品で注目を集めるアーティスト中村哲也の、未知なる構想からスタートしました。2002年サントリーミュージアム天保山で開催された「THE ドラえもん」展(2003年横浜美術館に巡回)に参加した中村は、多ジャンルで活躍するトップクリエーター達と遭遇。現代アーティストとは全く異なるタイプのプロフェッショナルワークに触れ、大いに刺激を受けました。以来、「デザイナーとアーティストの境界を取りはらって創作に取り組む場が作れないものか」と考えてきた中村哲也は、"印刷"という媒体に着眼。宇治野宗輝、倉科昌高、佐藤可士和、杉本博司、蜷川実花、野田凪、服部一成の7人の実力派クリエーターに声を掛け、"印刷"を駆使して思う存分自由な発想でポスターを創ってほしいと依頼しました。そして、この企画に賛同したオノウエ印刷の全面的な協力によって制作が実現することとなりました。
現代美術作家からアートディレクターまで、バランス良し。
前回の展示見逃しただけに、今回は早めに行きます……。