「孤独な惑星 -- lonely planet」展

http://www.arttowermito.or.jp/art/lplanetj.html


2004年4月10日〜6月6日、水戸芸術館

「君が世界を変えられないのなら、君自身が変わるしかないさ。・・・だけどもし君自身が変われないのなら、この世界を変えるしかないんだ。」(THE THEの曲『Lonely Planet』より)
THE THEのボーカル、マット・ジョンソンが歌うこの詩のように、個人が世界との関係をどのように認識し生きていくのかという問題は、誰もが自らに発する問いかけでもあります。
膨大な情報が溢れる一方で現実感覚が薄れていく現代社会において、私たちの心はあたかも夢想や幻想の中をさまよい続けているかのようです。その結果、私たちが今の世界を正しく認識することは、あまりにも複雑で困難な行為のように感じられることがあります。このような状況のなかで現代美術の果たす役割は、言葉や理論、あるいは科学が触れることの出来ない真実を照らし出すことにあると言えるでしょう。
本展は世界各地で活躍するアーティストの作品を通し、人間の根源的な欲望や感情、生と死、自己と世界に対する意識を喚起し、私たちが本来持つ感覚、知覚、直感、思考などの力を呼び起こすものです。広大な宇宙に漂う「孤独な惑星 -- lonely planet」(地球上)にうずまく現実世界や人間のさまざまな側面を、映像、写真、絵画、インスタレーションなどにより、多様な視点から提示し、私たちが生きるこの世界を捉え直そうとする試みが本展でおこなわれます。


ついに「水戸芸遠い、金かかる」と言ってられなくなってきました。
日比谷線常磐線を乗り継いでのんびり鈍行列車の旅と洒落込もうかと思います。
出展作家は、以下。

ジェイク&ディノス・チャップマン、トニー・アウスラー、ヤエル・バルタナ、リネケ・ダイクストラビル・ヴィオラ、ニック・レルフ&オリバー・ペイン、会田誠青島千穂、猪瀬光、加藤泉川内倫子、佐藤姿子


とにかく、こう、めっちゃ観たい作家がたくさんでステキ。