オムニチュアSiteCatalystの最新版、SMO解析に対応

"米Omnitureは2006年9月13日、Web解析ツールの最新版SiteCatalyst13にて、ブログやソーシャルネットワーキング(SNS)、リッチインターネットアプリケーション(RIA)などのSocial Media Optimization (SMO)の解析に対応した「Web 2.0 business optimizations」を実装したことを発表した。

SNSやブログの解析では、どのようにWebコンテンツがユーザに消費されたのかを分析する。インバウンドリンク(コンテンツに張られたリンク)を分析して、コンテンツがどのようにネット上に広がり、それがどのくらいの時間拡散し、いつそれが止まったのかを知ることができる。また、どの曜日・時間帯でSNSやブログからの関心を集めるのかも測ることが可能だ。"


オムニチュアSiteCatalystの最新版、SMO解析に対応 :: SEM R


Ogilvyの中の人のブログで提唱されてから業界では静かに盛り上がりを見せる「SMO」という概念。そもそも小手先のテクニックやユーザーを欺くような施策でSocialMediaをOptimizeするというのはなかなか難しいだろうな、と思っているわけですが、その議論とは別のところで、いずれにせよそのキャンペーンの成否を判断するためにトラッキングは必要不可欠なわけで。


最近広告効果について書かれた古典を読んだりしているのですが、インターネットってやっぱりすごいな、と思います。時間を置いてグルインしたりアンケート形式のリサーチするよりも早くて正確なキャンペーンへのレスポンスが嘘偽りなく分かってしまうわけですから。


で、オムニチュアさん、日本語対応してくれてるのかな……(リリースを見る限り言語依存のトラッキングスタイルではないと思うのでそのままいけるとは思いますが)。