堀場国際会議 ユビキタス・メディア: アジアからのパラダイム創成


昨日は所用で東大に行っていたのですが、そこで偶然知ったファンタスティックなイベント情報。このブログをごらんの方々の中には興味がある方も多いかな、と思い紹介。

今日、メディアの世界は激変し、私たちUbiquitous Mediaの社会を根底から変容させている。インターネットや携帯電話からデジタル・アーカイブやゲーム、アニメなどのコンテンツ産業、仮想現実、iPodのような小型のデジタル媒体の普及、ストリーミング配信や各種の音楽配信技術、ブログやコンテンツ・マネージメント・システム(CMS)等の発達といった状況のなかで、これまでのマス・メディアを中心にしたメディア理論(例えば、送り手‐受け手モデル)は有効性を失い、まったく新たなパラダイムが求められている。このような技術的、社会的状況の中で、本国際会議は、新しいネットワーク型のデジタル情報社会に対応したメディア理論のパラダイム革新を世界に向けて宣言する会議となる。


ユビキタス・メディア: アジアからのパラダイム創成
http://www.u-mat.org/jpn/index.html


内容からしてメディアにかかわる人間としてはマスト。だって、

基調講演者

レム・コールハース (OMA Rotterdam 所長、ハーバード大学教授)
マーク・ハンセン (シカゴ大学教授)
キャサリン・ヘイルズ (カリフォルニア大学教授)
蓮實重彦 (東京大学名誉教授・元総長)
坂村健 (東京大学情報学環教授・副学環長)
バーバラ・マリア・スタフォード (シカゴ大学教授)
フリードリヒ・キットラー (フンボルト大学教授)
浅田彰 (京都大学経済研究所助教授)
ベルナール・スティグレール (ポンピドゥー・センター文化開発研究所所長)


このキーノートだけでおなかいっぱいですな。これは。


メディアとコンピュータサイエンス、それに人間学を組み合わせた学習、研究が行える東京大学情報学環はやばいな、と改めて思った次第です。