SUPER CREATORS' ARENA

http://arena.roppongihills.com/event/(左下あたりをクリック)


2004年4月29日・30日、六本木ヒルズアリーナ。

なんと日本のクリエイティブ業界をまるごと、フリーマーケットにしちゃいます! 出店をゆるされるのは、選ばれたクリエイターたちだけ。日ごろの仕事で使った服や靴、ファッション小物、特注品、一点物や、自分のためにこっそり取っておいた作品、今こそ、価値を主張したいグッズやレアストック、愛用品などなど、彼らのアトリエの倉庫や引出しの中身が白昼堂々、六本木ヒルズアリーナにどーんと放出されます。もちろんフリマですから、だれでも自由に買い物ができるだけでなく、クリエイターたちがDJをやったり、パフォーマンスをしたり、ライブをやったり…。レアアイテムの宇宙があなたをお待ちしています!


だれがどんな風に選んだのかが気になるのですが、野宮さん、みかんぐみ、大日本タイポ連合、
そして野田凪らが出店予定。ゴールデンウイークをクリエイティブに始動させたい方、どうぞー。

Photo Archives 42 世界一周(五十嵐太郎)

http://tenplusone.inax.co.jp/archives/2004/04/09163149.html

2月に光文社新書から、『読んで旅する 世界の名建築』を刊行した。5冊目の単著だが、主として『中日新聞』に執筆した1年間の連載「世界の建築の旅」をもとに構成したこともあり、今まででもっとも読みやすいエッセイ形式の本になっている。じつは、この新刊と『中日新聞』の連載の企画は、ほぼ同時に依頼され、そのきっかけとなったのが、いずれも「10+1 web site」の写真アーカイブだった。これだけ写真があるのだから、何か書きませんかという主旨である。そこで今回は、この本に収録した写真をすべてカラーで見せられるよう、ウェブ版で公開することにした。紙面の都合で、省いたものもある。その際、過去の写真アーカイブと関連するものには、リンクも張っている。『世界の名建築』とあわせて、楽しんでいただければ、幸いである。


と、いうわけで世界の建築写真大盤振る舞い。見とけー!

「孤独な惑星 -- lonely planet」展

http://www.arttowermito.or.jp/art/lplanetj.html


2004年4月10日〜6月6日、水戸芸術館

「君が世界を変えられないのなら、君自身が変わるしかないさ。・・・だけどもし君自身が変われないのなら、この世界を変えるしかないんだ。」(THE THEの曲『Lonely Planet』より)
THE THEのボーカル、マット・ジョンソンが歌うこの詩のように、個人が世界との関係をどのように認識し生きていくのかという問題は、誰もが自らに発する問いかけでもあります。
膨大な情報が溢れる一方で現実感覚が薄れていく現代社会において、私たちの心はあたかも夢想や幻想の中をさまよい続けているかのようです。その結果、私たちが今の世界を正しく認識することは、あまりにも複雑で困難な行為のように感じられることがあります。このような状況のなかで現代美術の果たす役割は、言葉や理論、あるいは科学が触れることの出来ない真実を照らし出すことにあると言えるでしょう。
本展は世界各地で活躍するアーティストの作品を通し、人間の根源的な欲望や感情、生と死、自己と世界に対する意識を喚起し、私たちが本来持つ感覚、知覚、直感、思考などの力を呼び起こすものです。広大な宇宙に漂う「孤独な惑星 -- lonely planet」(地球上)にうずまく現実世界や人間のさまざまな側面を、映像、写真、絵画、インスタレーションなどにより、多様な視点から提示し、私たちが生きるこの世界を捉え直そうとする試みが本展でおこなわれます。


ついに「水戸芸遠い、金かかる」と言ってられなくなってきました。
日比谷線常磐線を乗り継いでのんびり鈍行列車の旅と洒落込もうかと思います。
出展作家は、以下。

ジェイク&ディノス・チャップマン、トニー・アウスラー、ヤエル・バルタナ、リネケ・ダイクストラビル・ヴィオラ、ニック・レルフ&オリバー・ペイン、会田誠青島千穂、猪瀬光、加藤泉川内倫子、佐藤姿子


とにかく、こう、めっちゃ観たい作家がたくさんでステキ。

ネクスト:メディア・アートの新世代

http://www.ntticc.or.jp/About/Press/2004/4/0405_02_j.html


2004年4月23日〜2004年6月27日、ICCギャラリー。

近年,日本各地の美術館などにおいてメディア・アート作家の個展および企画展が多く行なわれるようになりました.このことは,これまで現代美術の流れの中では傍流として位置づけられていた感のあるメディア・アートが,多様化する表現の大きな流れの中のひとつとして認知されるようになったということを意味するものといえるでしょう.
また現在の相次ぐ美術大学や専門学校でのメディア系学科新設やメディア・センターの開館という動向を受けて,所謂メディア(アート)系の表現を志す人,およびその研究の場,あるいはそれに伴う発表の場は増加しているといえます.
それと同時に,日本のメディア・アート作家の海外での活動も活発になっており,国内のメディア・アートを専門とする学芸員においても,海外のメディア・アート・フェスティヴァルの審査員などとして活躍するという状況が生まれています.それは,ともすると日本のメディア・アートの状況は国内よりも海外において,より紹介されているのではと思わせるものでもありますが,むしろメディア・アートというジャンルが,より国際的な場に開かれたものになってきたということでしょう.
このような状況において,現在の国内におけるメディア・アートの新しい作家を取り上げることは,多様化するメディア・アートの状況や動向を確認する意味でも意義のあることといえるのではないでしょうか.
この展覧会は,当館学芸員と国内のICCと同傾向の施設,およびメディア・アートを専門とする学芸員4名を招き,計5名のセレクターによって12人(組)の新進作家を選出することで,現在の日本のメディア・アートの突端における切断面を複数の視点から切り出し,その多様な特徴,特質などを提示しようとするものです.


自分と同年代だったり、もしくはちょっと若かったり、そういう人たちのクリエイティブというのは
非常に悔しかったり羨ましかったりいろいろと入り混じった感情を喚起させ、とても勉強になります。